みなさん、こんにちは。
コスメプロデューサー・牛田専一郎です。
先週まで3回にわたって、読者のみなさまからいただいた反響をご紹介し
てきました。急遽予定を変更することになってしまい、次の話題を楽しみ
にされていた方にはあらためてお詫びを申し上げます。
と、いうわけで、お待たせしました。
いよいよ今週から「大人のニキビ」のお話に入ります!
☆--------------------------------------------------------☆
「大人のニキビ」の秘密(1) ~原因編~
☆--------------------------------------------------------☆
▼白木さん、今年最後の大ピンチ!
「はぁぁぁ~~~~~」
な、長い! 白木さん、ため息が長すぎますよ。
「だって、見てくださいよ!」
いつになく険しい表情で、自分のオデコを指差しています。
言われて見てみれば、額の真ん中に赤いニキビがぽつんと。
なるほど。ご機嫌ななめの理由はそれでしたか。
「今月はクリスマス会、忘年会、ついでに友達の送別会まである『会』
づくしなんです。人に会う機会が多いのに、ニキビだなんて!
あぁ~やんなっちゃう!」
マンガで言うなら「キー」という吹き出しでもつけたくなってしまいたく
なるようなご様子の白木さん。
まぁまぁ。そうカリカリしていると、ニキビが治るどころか増えちゃい
ますよ。
「え? ニキビって気分で増えたり減ったりするんですか?」
さすが、今日もカンのいい質問ですね。
では、今週はニキビのできてしまう原因についてお話しましょう。
▼牛田はこう見る! 「大人のニキビ」発生メカニズム
思春期は、身体が子供から大人へと変貌を遂げる時期。
同時にホルモンバランスも不安定になり、そのストレスからニキビができ
てしまうのです。
対して、原因が複雑でなかなか治りにくいとされている大人のニキビ。
世間では、便秘や睡眠不足、角質の汚れ、メイク落としが不十分で・・・
などなどさまざまな説が語られていますが、牛田は発生原因は2つあると
見ています。
●------------------------------------------------●
原因その1:角質の防御能力が弱まっていること
●------------------------------------------------●
幾重にも塗った基礎化粧品、「もち」のよい日焼け止めやリキッドファン
デーション、そしてそれを落とすための洗浄力の強いクレンジング剤・・・
これらを日常的に多用するとどうなるでしょうか?
これまでのメルマガをお読みいただいている読者の方にはおわかりですよ
ね?
お肌がもともと持っている「自ら潤う力」を衰えさせてしまうのです。
と同時に、「外界の刺激から自らを守る力」も衰えさせてしまうのです。
防御能力を失ったお肌は、ちょっとした刺激にも悲鳴をあげてしまいます。
そして、額に髪の毛が触れただけでもニキビができてしまうのです。
●------------------------------------------------●
原因その2:精神的な負担、いわゆる「ストレス」
●------------------------------------------------●
なぁんだ、よく聞く話じゃない、とがっかりされた方もいらっしゃるかも
しれません。
たしかに、大人のニキビのできる原因として、
大人特有の問題であるストレスがよく挙げられています。
でも、ストレスがなぜニキビに繋がるのか?
そこまで説明できる人はなかなかいません。
ニキビを取り上げた美容雑誌や化粧品広告は数多く目にしますが、その発
生メカニズムを解説したものはほとんど見かけることはないでしょう。
(なぜかって・・・理由は簡単。
化粧品と皮膚生理の両方にまたがる知識を持っている人間がほとんどい
ないからなのです。)
では、牛田式の解説を。
ストレスがニキビになってしまうまでの経過をご説明します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.ストレスを感じると、脳幹部に刺激が伝わります。
★脳幹部とは、生命維持に直結している脳の中枢部。
免疫系・内分泌(ホルモン)系・自律神経系の3本柱をコントロール
しています。
2.脳幹部が刺激を受けることにより、交感神経に緊張状態が生れます。
3.交感神経が緊張すると、肌にある起毛筋が収縮します。
4.起毛筋が収縮することにより、本来は寝ている毛が立ち上がります。
そして、毛穴が塞がれる部分ができてしまいます。
5.出口を塞がれても、皮脂は通常通り分泌を続けています。
6.行き場を失った皮脂は、表皮の下でニキビになってしまいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・というわけなのです。
脳や神経など、耳慣れない言葉に戸惑いを感じる方もいらっしゃることで
しょう。なんだか大げさな話に思えるかもしれません。
でも、人間の身体は脳が司っているのです。
もちろん、お肌とも密接に繋がっている。というわけです。
「なるほど。ストレスねぇ」
おや白木さん、何か思い当たるふしでもあるんですか?
「そりゃあありますよ。まぁ、いろいろ・・・」
乙女にはいろいろな事情があるんですよね。
あまりつっこまないことにしましょうか。
来週も引き続きニキビのお話。
「予防編」をお送りします。
どうぞお楽しみに!
☆--------------------------------------------------------☆
~読者の方から頂いたメッセージをご紹介します~
「秘密の化粧品」メール相談室
☆--------------------------------------------------------☆
当メルマガ読者のさつきさん(30歳の女性)と牛田とのメールのやりとり
を連載でご紹介しています。
乾燥と毛穴の黒ずみ、そして脂浮きに悩んでいたさつきさん。
「なにもつけない」を始めて少し経ちましたが、
その後お肌の調子はいかがでしょうか?
┌――┐
|\/| さつきさんからのメッセージ
└―――――――――――――――――――――――――――――――――
牛田さん、こんにちは。
今朝は水洗顔後、化粧水をつけなくても大丈夫でした。
昨日の朝は化粧水をつけていたのですが、日中ベタつく感じがしたので
今朝はやめました。
これからは、ファンデーションを使うとき以外は化粧水を使うことは無い
と思います。
毛穴の黒ずみはまだ気になりますが、かなり小さくなってきました。
油取り紙はまだ必要ですが、以前のように見た目にも分かるほどの
油浮きはなくなりました。
もう以前の肌とはまるで違います。
すっぴんできれいな肌の人が身近にいるのですが、
私もそうなれるのかな・・・と期待しています。
何を使っても、どんなことをしてもあまり変わらなかったのに、
「何もつけない」という事で、こんなにも早く結果が出たことに
ただただ驚くばかりです。
10年以上も私を苦しめてきたこの時間は何だったのでしょう?
本当に先生には感謝しています。
明らかに、見た目で分かるほどの肌トラブルを抱えている友達にも、
「何もつけない」ことのすばらしさを伝えたいと思ってるところです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
┌――┐
|\/| 牛田からのメッセージ
└―――――――――――――――――――――――――――――――――
さつきさん、こんにちは。
お肌は順調に本来の力を取り戻しているようですね。
うれしいご報告、ありがとうございます!
このメルマガがお役に立てたこと、発行者として無上の喜びです。
さて、日中の脂浮きについてですが、補足があります。
紙よりもタオルの方がお肌を清浄にできます。
油とり紙は、油をとるだけで、汚れはとってくれないのです。
できれば、フェイスタオルなど、小さなものをお持ちになって
汗を取る感じでやさしく拭いてください。
毛穴の黒ずみが早くなくなりますよ。
よろしかったら、また経過をお聞かせくださいね。
コスメプロデューサー 牛田専一郎
――――――――――――――――――――――――――――――――――
5週にわたってお届けしてきた、さつきさんと私のやりとりですが
次回でいよいよ最終回です。
どうぞお楽しみに!
☆--------------------------------------------------------☆
次号の秘密
☆--------------------------------------------------------☆
次号は
1.『大人のニキビの秘密(2)~予防編~』
2.『メール相談室 さつきさんからのおたより(6)』
をお届けします。
来週も、世間でまことしやかにささやかれている常識が
見事にひっくり返ります。
どうぞ心のご準備を・・・
